海のルアー釣り入門!!ショアジギングをはじめよう!!〈Vol.3 ロッド編〉

スポンサーリンク
未分類
この記事は約8分で読めます。
スポンサーリンク

アイキャッチ画像出典:ピュア・フィッシング・ジャパン株式会社

「海のルアー釣り入門!!ショアジギングをはじめよう!!」と題してVol.1ではアイテム、Vol.2では服装と紹介してきましたが、お待たせしました!!今回は、ショアジギングでのマストアイテム、ロッドを紹介したいと思います。ちなみに今回は、これからの季節に盛り上がる青物をターゲットと想定し、また入門編として初心者でも比較的購入しやすい、コスパを重要視でショアジギングロッドをご紹介したいと思います。
 

スポンサーリンク

ショアジギングとは


画像出典:ピュア・フィッシング・ジャパン株式会社

ショアジギングとは、ルアー(疑似餌)を使って、漁港や磯・サーフなどの岸(ショア)から様々な魚を狙う釣りスタイルをいいます。

 

細分化されたショアジギング

このショアジギングにおいて、近年ではルアーの重さに応じてライトショアジギングやスーパーライトショアジギングといった名称がつけられ、細分化されてきています。
ルアー重量による区分ですが、目安としてはスーパーライトショアジギング:〜20g、ライトショアジギング:20〜60g、ショアジギング:60g〜 と考えると良いでしょう。

 

 

ショアジギングロッドの選び方(青物編)

今回、紹介する初心者向けのショアジギングロッドについてですが、ターゲットを青物、詳細な区分でいうとライトショアジギング(ルアー重量 20〜60g)をイメージして紹介したいと思います。

ライトショアジギングといえど、実は90cm級のブリなどの青物を狙うことは可能ですし、また初心者でも入りやすい港湾部やサーフでは40〜60gのルアーがメインでの使用になります。逆に立ち入り難い磯などで60g以上のルアーをキャストし続けることは、かなりハードですので、まずはライトショアジギングから始めてみてはいかがでしょう?

 

ショアジギングロッドの選定条件

ショアジギングのロッドを選ぶ際に意識しなければならないのが「ロッドの長さ」「ロッドの硬さ」「ロッドの重さ」の3つのポイントです。
ショアジギング(ライトショアジギング、スーパーライトショアジギング含む)とひと言で言えど、ターゲットとする魚や釣りをする場所で選ぶロッドは大きく異なります。

その中でも今回は、青物をターゲットとした港湾部やサーフ等で使いやすいショアジギングロッドについて紹介します。

 

ショアジギングロッドの長さ

ショアジギングロッドの「長さ」は、キャストした際のルアーの飛距離とロッドの操作性に大きく影響します。ロッドが長ければ長いほど、飛距離には有利に働きますが、その反面、ロッドは扱い難く、体力も使います。

このように単に長ければ良いという訳にはいかないロッドの「長さ」ですが、「どんな場所で釣りをするか」で判断するのが良いでしょう。
 

釣りポイントによるロッドの長さの目安

汎用性を考えるとやや長めですが9〜10ftがおすすめです。
 

  港湾部中心 7〜8ft前後
サーフ・磯中心 9〜10ft前後
※汎用性を考えるとやや長めですが9〜10ftがおすすめです

 
 
〈参考〉ショアジギングロッドの長さの単位
ショアジギングのロッドの長さは、ft(フィート)とin(インチ)で表されます。1フィートは約30cm、1インチは約2.5センチと覚えておくと良いでしょう。
 

1フィート(1ft)=約30cm  1インチ(1in)=約2.5cm

 

ショアジギングロッドの硬さ

ショアジギングロッドの「硬さ」は、キャストできる「ルアーの重さ」や「長さ」同様にキャストした際の飛距離やルアー操作のしやすさ、また魚が掛かった際に対抗する上でのパワーに影響しますが、「長さ」以上に難しく重要な選択ポイントになります。

ショアジギングロッドの硬さの種類

ショアジギングロッドの硬さは、下図の通りUL(ウルトラライト)〜H(ハード)までの6種類に分類されます。
青物や大型の魚をターゲットとする場合は、H(ヘビー)・MH(ミディアムヘビー)・M(ミディアム)の3タイプから選択するのがおすすめです。

[table id=8 /]
 

ショアジギングロッドの硬さを選択する際の注意点

ショアジギングロッドの中でも青物や大型の魚をターゲットする際は、ロッドの「硬さ」の選択に注意が必要です。

通常、ロッドの「硬さ」を選択する際にターゲットとする魚や使用したいルアーの重さから選択しますが、青物や大型の魚をターゲットとする場合は、加えて『ロッドを使う人間のパワーや技術』も考慮する必要があるためです。

ショアジギングにおいてキャストは、ロッドの『しなり』を活かしてルアーを飛ばします。柔らかいロッドであれば、その『しなり』を作ることは比較的容易ですが、硬いロッドとなるとロッドを振り切るスピードやパワー、技術が必要となります。
一般的には、硬いロッドをしっかりしならせて重いルアーをキャストする方が飛距離は出ますが、初心者の場合は、柔らかいロッドで軽めのルアーをキャストした方が飛距離が伸びる場合があります。

このような理由から青物や大型の魚を狙う場合は、H(ヘビー)・MH(ミディアムヘビー)・M(ミディアム)の中からロッドを扱う自分自身のパワーや技術も考慮して選択するのが良いでしょう。

 

青物や大型の魚をターゲットとしたショアジギングロッドの硬さは、H(ヘビー)・MH(ミディアムヘビー)・M(ミディアム)から選択がおすすめ

 

ショアジギングロッドの重さ

ショアジギングロッドの「重さ」ですが、これは、「長さ」や「硬さ」にもよりますが、価格に比例すると考えて良いでしょう。
仮に同じ「長さ」「硬さ」であっても、高価なロッドほど軽い傾向にあります。

ショアジギングでは、魚を釣るためにキャストし、ルアーを動かし続けることが必要となりますが、「重さ」はその際の楽さに影響します。
もちろん軽いロッドの方が良いですが、「長さ」「硬さ」「ロッド購入予算」を優先して検討すれば良いでしょう。

 

ショアジギングロッドのガイド

ショアジギングロッドの選択時にできれば考慮しておきたいのが、「ガイド」と呼ばれるラインを通す穴のパーツです。

「ガイド」は、ルアーをキャストしたり、ラインを巻き取る際に負荷がかかり、特に強度の高いPEラインを使う際は、その負荷が更に高くなります。するとガイドが破損したり、また破損したガイドによりラインまで傷つけてしまうことがあります。
 

SiCリング

そういったガイドの破損リスクを極力減らすことができるガイドとして「SiCリングを搭載したガイド」というものがあります。

これはガイドの中でもラインが触れるリング部分に硬く滑らで摩擦抵抗が小さいシリコンカーバイト(炭素ケイ素)という素材を使ったリング(SiCリング)を用いたもので、先にお伝えしたガイドやラインの損傷リスクを軽減します。

ただし、「SiCリング」は高価であるため、ガイド全てを「SiCリングを搭載したガイド」としたロッドは、価格帯として30,000円を超えてきます。

そんな価格の課題を解決する策として、ガイドの中でも最も負荷のかかるトップまでガイドのみを「SiCリングを搭載したガイド」としている入門者向けロッドもありますので、このような点もロッド購入予算と相談しながら決めていくと良いでしょう。

 

ショアジギングロッドのメーカー

ショアジギングロッドは、メジャーなメーカーからマイナーなメーカーに至るまで様々な釣具メーカーから発売されています。

もし継続してショアジギングを楽しみたいと考えているのであれば、品質や耐久性を考慮し、メジャーなメーカーから10,000〜15,000円程度で販売されているエントリーモデルのロッドを選ぶことをおすすめします。

マイナーメーカーから5000円程度のロッドについて過去、いくつもの釣具店で話を伺いましたが残念なことに品質としてはかなり劣ってしまうようです。

おすすめはメジャーメーカーの10,000〜15,000円程度エントリーモデル

 

厳選!!初心者向けコスパ最強ロッド5選!!

これからショアジギングを始めようと考えている方に本気でおすすめするコストパフォーマンスに優れた初心者向けロッドを紹介します。

これから紹介するショアジギングロッドは、エントリーモデルとして非常に人気の高く、初心者だけでなく中級者でも十二分に使えるロッドです。

なお以下におすすめする「厳選コストパフォーマンス最強ロッド」ですが、長さは汎用性が高いサイズの中でもやや長めの10ft、硬さは比較的重い60g程度のルアーもキャスト可能なMHと青物をガッツリ狙うことを考慮して紹介しています。

これらのショアジギングロッドには、長さや硬さなど様々なサイズのものが販売されていますので、必要に応じてロッド選択の各ポイントをご覧いただきながら、自分の使いやすいと思われるサイズを検討してみてください。

シマノ コルトスナイパー BB S1000MH

ダイワ ジグキャスター97MH

メジャークラフト ソルパラ ショアジギングSPS-962MH

 

メジャークラフト 3代目クロステージCRX-962MH

 

アブガルシア ソルティースタイル STJS-962MH-KR