梅雨も明け、待ちに待った青物の季節がやってきました!!
今回は、その青物をターゲットとしたショアジギングに最適なメタルジグ 、Angler’s Republic(アングラーズ リパブリック)から2017年11月に発売された『スローブラットキャスト ロング(Slow Blatt Cast LONG)』の使用感を紹介したいと思います。
スローブラットキャスト ロング(Slow Blatt Cast LONG)とは
スローブラットキャスト ロングは、アングラーズ リパブリックの代名詞であるショアスロー専用のメタルジグです。
『スローブラットキャスト ロング』は、アングラーズ リパブリックでの商品紹介ページにあるようにショアスロー専用のメタルジグ ジグシリーズ スローブライトキャストシリーズの中でも最もサイズが大きく(長く)細い形状をしたジグで、サイズ感では他のメタルジグ の同じ重さのモノよりも大きくなってます。
ビッグアクションとスローフォールの融合
ロングが目指したのは、ショアスロー専用ジグ/スローブラットキャストシリーズの中で最大のアクションを発揮すること。ロッドティップの反動による入力を減衰することなく滑走のエネルギーに変える軽量Zライトメタルマテリアルと、ロングスケールボディ。加えて、魅せてから食わせるまでの間を作りだすスローフォール性能との融合が新たなショアスロー戦略を実現します。動体視力に優れる青物攻略から、シャローエリアのフラットフィッシュまで、幅広いフィールドで活躍することを約束します。
ショアスローとは?
今回、紹介する『スローブラットキャスト ロング』は、ショアスロー専用ジグと銘打たれていますが、そもそも「ショアスロー」とはなんでしょう?
「ショアスロー」とは、オフショアのスロージギングのメソッドをショアジギング向けにアレンジした釣りメソッドです。
一般的にショアジギングでは、メタルジグを高速リーディングや大きなアクションで魚を誘いますが、「ショアスロー」では、ゆっくりとしたリーディングと小さなアクションにより魚を誘います。
特に高速&激しく動くメタルジグに食い気を見せない低活性の魚に対し、じっくりとメタルジグを見せることでバイトを誘発することができ、効果的です。
スローブラットキャスト ロング(Slow Blatt Cast LONG)のサイズ展開
スローブラットキャスト ロングは、ライトソルト向けの10g~ショアジギング向けの60gまで全6サイズが用意されています。
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スローブラットキャスト ロングの使用感
ブリ(ワラサ・イナダ)、カンパチなどの青物をターゲットとしたショアジギングで『スローブラットキャスト ロング』の使用しました。比較的水深があるサーフだったのでやや重めの40gです。
結論から言うと、個人的には非常に気に入っています。
過去にロング系のメタルジグはいくつも試しましたが、その中では現状ベストなロング系メタルジグです。
飛距離
まず「飛距離」についてですが、ロング系のメタルジグとしては予想以上に飛びました。もちろん通常メタルジグ(同シリーズで言えば、スローブラットキャスト ワイド)と比較すればおとりますが、ロング系で比較したら飛距離が出る方だと思います。
このスローブラットキャスト ロングですが、実際にお店で手にとってみてもらうとわかりますが、同じ重さの他ロング系メタルジグと比べて明らかにサイズが大きいです。
これはメタルジグの一般的な素材と比べて比重が軽いZライトメタルを使用することにより実現できているようですが、軽くて大きなサイズとなると結果的に飛距離は短くなりがちですが、スローブラットキャスト ロングは、綺麗な姿勢ですっ飛んでいってくれます。
アクション
このスローブラットキャスト ロングは、まさにショアスロー専用メタルジグといったところでしょうか、リーリングやアクションする上での抵抗が小さく、楽にコントロールできる感じです。
アングラーズ リパブリック 開発者の沼田純一さんもおっしゃっていますが、確かに「シリーズ中最大のレスポンスとアクションを目指した」という言葉に偽りはありません。
釣果
そして肝心の釣果ですが、しっかりと魚が食ってくれています。
写真の魚は、ショアスローでまさに上の動画の中にあるようなアクションからのフォールで食ってきました。
この『スローブラットキャスト ロング(Slow Blatt Cast LONG)』は、個人的に気に入っており、青物ショアジギングでは必ず使うおすすめメタルジグ です。
皆さんも是非、お試しあれ!!